オンラインギャラリー / Online Gallery

No.1 ぼくはプレゼント

おりか さん

結婚10年目にようやく授かった息子は、333グラムで生まれました。とても小さくて赤黒く、まるで鳥の雛のようでした。72時間生きられるかどうかと告げられ、「生きていてくれさえいれば何も望みません。どうかどうか助けてください」と思いつく限りの神様に願いました。
その子が今では4歳になり、お友達と元気に駆け回り、泣いて笑ってイキイキと日々を過ごしています。
先日、ふいに息子が言いました。「『おーいここだよ』って聞こえたから、神様におかあさんとおとうさんの所に行きたいよって言ったの」と。
本当に私達夫婦にとって息子は神様からの最高のプレゼントです。その思いを込めて、息子にプレゼントになる夢を見てもらいました。

【生まれた時のエピソード】

東日本大震災で鉄道が動かず会社を休んでいた時に、今のうちに検診に行っておこうと予定より早く病院に行ったところ、お腹の中で子供が成長していないので大学病院に行くようにと告げられました。
そして翌日、大学病院の先生に開口一番に問われたのは、「こうなると何もできることはないんだけど、どうしたい?」という重い選択でした。 
息子の生命力にかけて生んで救命治療をするか、障害が残る確率を考えて何もしないまま亡くなるのを待つか。
長年、待ち望んだ子です。そしてある意味、多くの方が亡くなった震災のおかげで命の危機に気づいてもらえた子です。諦めることはできませんでした。どうか生きて欲しい、とただそれだけを願っていました。

お名前:
ゆう くん
誕生日:
2011年4月
生まれた時の体重:
333 g
生まれた時の身長:
26.0cm
生まれた時の妊娠週数:
25 週
出産時のお母さんの年齢:
37歳

※本ギャラリーでは、皆様よりご応募いただいたエピソードの文面をそのまま掲載しております。

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